子どものうつ病 見逃されてきた重大な疾患 [ 傳田健三 ]
見逃されてきた重大な疾患 傳田健三 金剛出版コドモ ノ ウツビョウ デンダ,ケンゾウ 発行年月:2002年11月 ページ数:263p サイズ:単行本 ISBN:9784772407625 伝田健三(デンダケンゾウ) 1957年静岡県に生まれる。
1981年北海道大学医学部卒業。
1998年〜1999年ロンドン大学精神医学研究所、ベスレム王立病院(青年期病棟、摂食障害病棟)、モーズレー病院に留学。
現在、北海道大学大学院医学研究科神経機能学講座精神医学分野助教授。
専攻は臨床精神医学、児童青年精神医学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 子どものうつ病とはどんな病気なのか?(子どものうつ病の概念と歴史ー子どものうつ病はどのように考えられてきたのか?/子どものうつ病の疫学ー子どものうつ病は意外に多い病気である ほか)/症例呈示(典型的な子どものうつ病症例/子ども特有のうつ病症例)/子どものうつ病の臨床的特徴(子どものうつ病に関する文献展望/児童・青年期の気分障害に関する臨床的研究ー大学病院における5年間の外来統計)/子どものうつ病の治療(初回面接の重要性ー子どものうつ病治療の成否は、初回面接によって決まる/子どものうつ病の薬物療法ー子どものうつ病に薬物療法は有効か? ほか)/子どもと現代社会(子どものうつ病と自殺/子どもと現代社会ー現代社会は子どもにどのような影響を与えているのか? ほか) 本書は、子どものうつ病を包括的に捉えて、成因・病態、症状、分類・類型、経過・予後などについての最新知見を簡潔に述べたうえで、有効な薬物療法・精神療法、家族へのアプローチ、自殺の予防といった治療の実際を豊富な症例を挙げ具体的に詳述したものである。
さらに現代社会の子どもへの影響や、“うつ”状態が子どもにとって何を意味するかまでにも言及している。
今まで見逃されてきた「子どものうつ病」を正しく診断し、治療するために必要な事柄をすべてもり込んだ実用書である。
本 医学・薬学・看護学・歯科学 臨床医学専門科別 小児科学
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